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​日本初の
免許不要LTE基地局

通信業界は今、グローバルで大きくかわろうとしています。

日本通信は、国内でローカル5G基地局や周波数免許不要のLTEの実験、米国ではCBRSを使った商用サービスの実現へ向けて走り出しています。

1.​日本通信のローカル5G戦略

これまでの4G時代は、利用者あるいはMVNO事業者が携帯キャリアが建てた全国の基地局を借りてインターネットや、スマホでの通話や、Wi-Fiなどの無線サービスを使っていました。

しかし5G時代はこれまでとは異なり、自らが基地局を設置することができます。例えば、企業のオフィスや大学のキャンパスに基地局を設置する事で、よりセキュアなネットワークを確立したり、工場内や商業施設などに基地局を設置する事で、通信費のコストダウンも図れます。こうした自らが設置するローカル5G基地局と、携帯キャリアが設置する基地局の両方を使うハイブリッド・ネットワークが今後中

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心になってきます。

当社は商用サービスへの移行が見込まれる米国のCBRS(Citizens Broadband Radio Service)について先行して取り組み、米国での取り組みを日本でも進め、政府に働きかけながら、次世代MVNOの在り方を示し、同時に事業化の面でリードしてまいります。

ローカル5Gとは...

通信事業者による5G回線とは別に、地域の企業や自治体等の様々な主体が、自らの建物内や敷地内でスポット的に柔軟に構築できる5Gシステムのこと。

​2.CBRS基地局設置

米国コロラド州のオーロラにある大型ショッピングモールに、最大出力44.6W ERP、最大使用帯域150MHzの基地局を設置する認可を取得しました。大型ショッピングモールに基地局を設置する事で、来場者数や人の流れなどを把握し、モールのさらなる活性化につなげたり、センサー等の様々なIoT機器を活用することで、ショッピングモールのオーナー/運営会社として今までできなかったことを実現するインフラになります。ショッピングモールでの実証後はその機能の重要性に応じて、グループの商業施設に展開していく予定です。

コロラド.jpg

​3.ローカル4/5G 「ハイブリッドSIM」

商品をお客様がご契約する事で、通信サービスを提供しています。SIMはICチップなので、様々な機能を搭載することができますが、大手携帯キャリアのSIMには、新たな機能をMVNO事業者が搭載することはできません。

当社が発行した「自社 SIM」は、大手携帯キャリア以外のSIMメーカーからSIMを調達している為、新たな機能を追加できます。「自社 SIM」を使い、これまで実現できなかった新たなサービスの提供が可能になりました。

その一例として、「ハイブリッド SIM」をご紹介します。「ハイブリッド SIM」とは、「自社 SIM」に、ローカル基地局の認証情報と、携帯キャリア基地局の認証情報の両者を書き込み、1枚のSIMでローカルと携帯キャリアの両方が使えるようにしたSIMです。

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MWC(Mobile World Congress)にて自社SIM紹介の様子。​(ロサンゼルス、2019年10月22日~24日)

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